2006年11月17日 【後日談】パンダスタンプ悲話

パンダスタンプ悲話

中国からハガキが届いた。

私が四川省・臥龍の郵便局から投函したハガキだ。

「かわいいハガキやな〜」とI氏。

しかし私は落胆していた。

*  *  *  *  *

パンダで有名な臥龍の村。

「ここの郵便局では、パンダの切手パンダの消印を押してくれるらしい」

そんな噂を聞きつけた私たちは、さっそく村内の郵便局に向かった。


↑四川省・臥龍の郵便局

郵便局のカウンターを覗くと・・・

あったあった!パンダ切手!!

私たちは、日本に投函したいハガキを郵便局員に手渡して言った。

「パンダスタンプ、OK!?」

が、郵便局員は「ハテ?」という顔をしている。

「パンダスタンプ!」「パンダスタンプ!」と口々に言うも、局員の反応は芳しくない。

「どうしよう・・・」

「せっかく郵便局まで来たのにねえ・・・」

私たちの間に漂うあきらめムード。

しかし、ここで負けるわけにはいかない。

私たちは、カウンターのパンダ切手をズビシと指差し、局員に言った。

「パンダ!!」

私たちの迫力に、思わずうなずく局員。

「パンダスタンプ、ポーン!」

私たちがハガキに消印を押すゼスチャーをすると、再び局員の表情が「?」となった。

「スタンプ、ポーン!OK?」

「ポーン!ポーン!!OK!!??」

ハンコを押すゼスチャーを繰り返す私たち。

そして・・・私たちは何回、北島マヤばりの情熱と姫川亜弓ばりのパントマイム力で、空中ハンコを押し続けただろう・・・。

とうとう局員は、微妙な表情ながらも首をタテに振った。

伝わった・・・!

私たちの思いは今、国境の壁を越えた・・・!!

私たちはそう確信し、郵便局を後にしたのだった。

*  *  *  *  *

しかし、日本に届いたハガキは・・・

パンダ切手じゃない!パンダ消印もない!!

*  *  *  *  *

ちなみに、中国から日本に明信片(ハガキ)を送る料金は4.5元。

届いたハガキに貼ってある切手も4.5元分である(3元+150分)。

う〜ん、郵便局では5元払ったけど、おつりはなかったなぁ・・・。

なお、後日旅仲間から入手した情報によると、パンダ消印を押してもらうには1元かかるらしい。

つまり、パンダの消印をGETするために必要だったのは、ゼスチャーじゃなくてオプション料金だったのね!

というわけで次回は、

(1)まずパンダ切手を購入する。
(2)自分でハガキに切手を貼る。
(3)そのハガキと1元を郵便局員に渡し、「パンダスタンプ、ポーン!OK!?」と交渉する。

以上の手順でリベンジをはかろうと思います。

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