2006年11月11日 【後日談】四川省フェアトレード

四川省フェアトレード


↑成都の陳麻婆豆腐店(川菜館)

我が家のシェフ・I氏に麻婆豆腐を作ってもらいました。

材料は・・・

まず、成都の有名店「陳麻婆豆腐店」のオリジナル調味料。


↑50g入り。紅旗連鎖(地元スーパー)で1.3元(20円くらい)。

それから、野生パンダの住む山で採れた「花山椒」。


↑500gで48元(1元17円として816円)。これを50gくらいのミニ袋詰めで売ってます。

そもそも麻婆豆腐は、19世紀半ばごろ(清朝時代)に、陳さんというお婆さんがつくり始めたそうです。(中国4000年の歴史あるお料理かと思っていたんだけど、けっこう新しいのね。。。)

陳さんの顔には「あばた(=麻)」があったことから、「麻婆豆腐」という名前になったのだとか。

で、そのお婆さんが設立したのが「陳麻婆豆腐店」。

で、今回買った花山椒ですが、WWFが山村から買い取って、成都市内の仏資本スーパー「カルフール」に卸してます。

売り上げは山村に還元され、パンダ保護に役立つとか。一種のフェアトレード(搾取のない公正な商取引)ですな。

今でこそパンダは保護の対象だけど、かつてはパンダに畑を荒らされた農民たちがパンダ退治をしてたんですって。が、80年代からパンダ保護の風潮が高まって、政府が農民に保障するようになったらしい。

で、WWFも花山椒のフェアトレードをやっているわけだけど、地元資本のスーパーは買い取ってくれないそうな。また、カルフールの花山椒売り場にも、つい先日までWWFの名前が入った大きなパンダ看板が掲げてあったんだけど、WWFだから売れるということもないので看板を撤去したんですって。

・・・う〜ん、パンダ看板見たかったなぁ・・・。

*  *  *  *  *

中国の花山椒は、日本の山椒とは比べものにならない辛さ!なので3〜4粒だけ擦りつぶして、陳麻婆の素に混ぜ込むと・・・


↑I氏作。う〜ん、四川の味!

でもって今回はやや塩気が少なかったかも。辛さと塩気のバランスがなかなか難しいぞ。

麻婆の素は大量に買ってきてあるので、いろいろ試してみようっと。

<追記>10/15OAの「世界ウルルン滞在記」で、俳優の加藤雅也が、成都の陳麻婆豆腐店で弟子入り修業してたらしい・・・。

「ウルルン」で紹介されてたレシピは以下のとおり。麻婆の素を使わないバージョンです。

(1) 塩を加えた熱湯で、豆腐をゆで、ざるにあける。
(2) 別鍋で、牛ひき肉をカリカリに炒めておく。
(3) さらに別鍋で、みじん切りのにんにく、粉末四川唐辛子を菜種油で炒める。
(4) ピーシェン豆板醤、胡椒、みじん切りの豆鼓を醤油・紹興酒で溶いておく。
(5) (3)に(4)を加えて炒める。
(6) 鶏がらスープの素を水に溶いて加える。
(7) (1)の豆腐を入れて煮込む。
(8) 水溶き片栗粉を3回に分けて溶いていく。
(9) 葉にんにくかニラを加える。
(10) 花椒粉をたっぷりかけ、(2)を載せる。

陳麻婆の素は調味料とひき肉が入ってるから、(2)〜(6)の工程を省略できます。

なお、重要ポイントは、

★ネギ・生姜は使わない。
★牛ひき肉は別に炒めて、最後に載せる。
★水溶き片栗粉は3回に分けて入れる。

だそうです。お試しあれ。


↑こちら本場成都の陳麻婆豆腐。たしかに上にひき肉が載ってますな。

前へ        TOPへ        次へ